その15 親子で作文(2)

 

○ポイント

  • 親が採点しよう
  • 朱書き一覧を作ろう
  • 作文は社会に出てからも役に立つ

 

○親が採点しよう

いよいよ採点。

最初は点数にこだわらず,親の目で「ん?」「おや?」と思ったところに赤ペンで印をつけていく。

採点者の立場に立ったときに,「ん?」と思ってしまうような文章には,やはり欠陥があるのである。

結論に至る過程がおかしいなど,論理展開に問題があるならば,それは設計メモから見直した方がよい。

文章の表現がおかしければ赤で訂正する。

「自分だったらこう書く」
「自分だったらこう表現する」

を書けばよい。

朱書きをしたら,必ず書き直しをさせる。

最初の文章と比べて,格段に読みやすくなっているはずである。

書き直しに難色を示すお子さんもいるだろうから,作文を書き始める前に,1回の提出で終わると考えないで,2回目や3回目でようやくOKをもらえるものであると言い含めておいた方がいいだろう。

作文や採点に慣れたら,塾や担任の先生に相談して「採点基準」を手に入れると良い。

模試の作文が戻ってきたら,どのような観点で採点しているのかをじっくりと分析し,採点に生かすと良い。

ある程度作文に慣れたら,過去問の作文問題を実際に解かせるとよいだろう。

 

○朱書き一覧を作ろう

作文をある程度こなしたら,過去の朱書きをまとめた「朱書き一覧」を作ると良い。

作文は過去の失敗を生かす機会がなかなか訪れないのだろう。

「この表現,前も×にしたじゃん」ということが何度かあった。

なので過去の朱書きをまとめた「朱書き一覧」をExcelで作成し,一読させてから作文を書かせた。

これは本番当日も持参し,待ち時間に読ませた。

朱書きするポイントはお子さん毎に違うだろうから,お子さん独自の一覧を作ってあげるとよいと思う。

 

○作文は社会に出てからも役に立つ

あくまで私の私見であるが,二華中の場合,総合問題であまり差はつかないため,作文で差をつけているのだと思う。おそらく総合問題で9割以上取れる子のうち,作文がよく書けている子を選び,志願書と面接で最終決定するのではないだろうか。

そう考えると,作文のウェイトはかなり大きいと思う。

文章力というものは社会に出てから大いに必要となる。お子さんの作文を採点し,一緒に考えることで,親御さんの文章力も鍛えられるのだから,二華中を受験する/しないに関わらず,是非とも親子で取り組んで欲しいと思う。

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