二華スィーツ「華の花」

2010年6月頃のお話です。

当時二華中PTAの学年委員長だった私は、ちょくちょく二華中に足を運んでいました。PTAには「母娘で二女」とか「母は二女、娘は二華」というお母様が結構いて「どんだけ二華好きなのよ」「すごい母校愛だね~」と驚いたことがあります。

そのお母様方の二女高時代はというと、教室をこっそりと抜け出して、近所の洋菓子店にパンを買いに行ってたんだそうです。小腹が空いたというのもあるでしょうけれども「こっそり」とか「買い食い」というのが楽しいんでしょうね。

そうやって買に行ったお店が「ガトーオバラ」さんとか「ぷちまるきろくえもん」さんなんでしょうね。その2店が二華の生徒と共同で開発したのが「二華スィーツ『華の花』(かのはな)」です。当時の河北新報の記事を引用します。

 

 旧宮城二女高の共学化に伴い、4月に併設型中高一貫校として開校した仙台二華中・高(仙台市若林区)の生徒と地元商店街が「開校記念スイーツ」を共同開発した。生徒のアイデアを加盟店の食材で商品化したオリジナル洋菓子「華の花(かのはな)」。24日から同商店街の洋菓子店で発売する。
 「華の花」は豆乳プリンとあんこ、生クリームをベースに季節の果物やクッキー、コーヒー寒天をトッピングしたカップ入り洋菓子。甘さは控えめで、和菓子風の上品な口当たりが特徴。黒糖シロップをかけて食べる。
 若林区連坊小路の「むにゃむにゃ通り商店街商興会」が昨年秋、新しい学校を地域で応援しようと新スイーツの開発を企画。番組制作のため、商店街を訪れた同高放送部3年の大久保理沙さん(18)ら3人に共同開発を持ち掛けた。
 3人は「歴史を閉じた女子高の伝統と、商店街全体の雰囲気を表現したい」と提案。菓子店以外の店にも広く参加を呼び掛け、豆腐店や青果店、コーヒー豆焙煎(ばいせん)店からも材料を仕入れることにした。
 16日には、関係者約30人が同校調理室で試食会を開催。大久保さんら生徒と商店街の店主らができたての「華の花」を味わい、感想を話し合った。
 商品化を担当した洋菓子店「ぷちまるき ろくえもん」店主、佐口梅幸さん(59)は「学校と地域の新たな一歩を刻めた」と感慨深げ。大久保さんも「期待以上の仕上がり。特にハート形の果物と校章のクッキーがすてき。学校帰りにみんなで食べたい」と話した。
 「華の花」は佐口さんの店と同商店街の「ガトーオバラ」で1個280円で販売。仙台二華中・高生は50円引き。連絡先は「ぷちまるき ろくえもん」022(266)7686。

2010年5月20日河北新報記事より引用

 

早速「二華スイーツ」を求めてガトーオバラさんに行ったんです(息子が卒業した今でも、毎年クリスマスと息子の誕生ケーキでお世話になっています)。

ガラスケースの中にある『華の花』は6個。もう夕方だし,半端に売れ残ってしまうのも申し訳ないので,全部購入する事にしたんです。で、奥様と雑談しながら箱詰めをしてもらっていたら、自動扉が開いて、二華の生徒さんが入って来たんですね。で、開口一番に

「アー,売り切れてる!」

と残念そうな声。そう『華の花』を買いに来た生徒さんだったんですね。

もちろん「一個融通してあげて」と奥様にお願いしましたよ。二華の生徒さんのためのスィーツですから。

「えーいいんですか?ありがとうございます!」

と気持ちよくお礼を言ってくれたその生徒さんの顔をよく見てみたら何と、河北新報に載っていた二華高3年生の大久保さんご本人だったのです。二華スィーツを地元商店街と共同で開発した大久保さんとこのタイミングで会えるとは。こんな偶然ってあるんですね~。

二華高の生徒さんと、気持ちのいいやりとりをさせてもらって、ほっこりしながら帰りました。

二華スィーツ『華の花(かのはな)』。
校章をあしらったクッキーとハート型のフルーツ。

黒糖のシロップをかけていただきます